川崎 五式戦闘機 キ-100甲 TONY 1945(Finemolds) ¥1,520 2008/12/11                 リストに戻る
 
陸軍最後の主力戦闘機となった五式戦は軽快な性能で評価されていた一式戦もすでに時代遅れ、格闘性能の低い二式戦に変わり四式戦に期待されたが扱いにくいエンジンでした。水平速度、加速性に優れた三式戦は武装強化、速度向上、整備性能向上に向けて、それまでのハ40からハ140が採用され、三式戦の大量生産が命じられましたがエンジンの供給が追いつかず、首無しの三式戦がならぶことになりました。
すでにB-29による本土爆撃が始まっていたので、いたずらに機材の破壊を避けるため直径の割りに出力が高く、扱いにも慣れたハ112の空冷エンジンへの換装が決定され、昭和20年1月に試作機が完成、予想外の高性能に性能評価を待たずに2月には五式戦闘機I型として採用が決定されました。終戦までの合計生産機数は390機となりました。
FineMoldsのキット購入、製作は2機目になります。パーツ分割は同社の三式戦と似た感じ、全体が少し太めの凹モールドで、クリアパーツの透明度も高く精度もよさそうです。
コクピット内はエッチングのシートベルトを追加し、電線を適当に追加しました。
完成写真
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