中島 キ84甲 四式戦闘機「疾風」(FRANK) 1945(HASEGAWA) ¥680(2008/12/11)        リストに戻る
 
 
中島製戦闘機で日本陸海軍機の中では最高傑作戦闘機といわれる機体です。
昭和17年4月(1942)より設計が開始、昭和18年3月(1943)に試作1号機、6月には2号機が相次いで完成しました。昭和19年4月(1944)に四式戦闘機として採用されました。制式採用前の昭和19年3月に飛行第22戦隊に投入され中国戦線では当時猛威を振るっていたアメリカ陸軍のP51の活動を一時封じ込めるほど高性能でした。量産機の完成とともに部隊配備が進み内地防空隊も二式単座戦闘機に変わり主力となりました。総生産数3488機

全幅9.92m 全長11.24m 自重2698kg/
総重量3890kg 発動機 中島ハ45-11(NK9B) 空冷星型18気筒 1800HP(離昇)
最大速度 624km/6500m 武装 20mm×2(翼内)、12.7mm×2(胴体)
Hasegawaの古いキットらしくパーツは凸モールド、製作は凸モールドを掘りなおす方針です。デカールは箱絵の「飛行第29戦隊 第2中隊(台湾)」と「飛行第47戦隊 旭隊(成増)」の2種類入っています。
飛行第47戦隊 第1中隊、旭隊の呼び名は「かわせみ部隊」または「空の新撰組」とも呼ばれていました。この部隊は「整備の神様」と称された刈谷大尉に率いられた整備のエキスパート集団により稼働率100%を実現しています。
 Hasegawaの同じ時代のモデル二式単座戦闘機ではバスタブ型のコクピットでしたが、こちらは普通になっています。ほとんど見えなくなるので作りこみはしていません。計器盤はデカールです。今回、このモデルでは外板の凸凹表現に初挑戦しました。
完成写真
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