空技廠 D4Y2 彗星一二型艦上爆撃機(JUDY) FUJIMI\472   (2009/05/01)         二次大戦機リストに戻る
 
理想の艦上爆撃機を模索するために海軍は昭和13年に空技廠に研究、開発を命じました。
大きな航続距離を持つことを主眼に倒立水冷V型エンジン「熱田」を採用、零戦なみのサイズに動体内爆弾倉、層流翼断面に近い低アスペクト比の主翼を中翼に配置し、ファゥラーフラップ、セミインテグラル燃料タンク、電気式操作機構などを盛り込んだ新鋭機でした。
昭和15年に試作機が完成し期待を超えた結果に海軍は本機を九九式艦上爆撃機の後継機として、実用、量産化することを決定しました。
しかし実際に配備されると、エンジン不調、電気系統の故障や整備製の悪さが次々と露呈しましたが他に替わる機体もないため量産、配備を続けるしかありませんでした。

DB601Aエンジンのライセンスを陸海軍は別々に行っていたので同一スペックの三式戦「飛燕」のエンジンとは互換性が全く無かったことも悲劇です。彗星三三型ではエンジンを空冷の金星六二型(離昇1,560馬力)とした流れも五式戦闘機と同じです。

全幅:
11.50m 全長:0.22m: n?:??全高.175m: n?:2,635kg 過荷重重量: 4,353kg 発動機:アツタ三二型(離昇1,400馬力) 
最高速度579.7km/h(高度5,250m) 武装:機首7.7mm固定機銃2挺(携行弾数各400発)
後上方7.7mm旋回機銃1挺(97発弾倉×6)
爆装胴体250kgまたは500kg爆弾1発 
翼下30〜60kg爆弾2発 乗員:名:?名
全体に細めの凹モールド、透明部品の透明感はGoodです。四三型とのバリエーション展開のため機首が別パーツになっています。 絶対国防圏防衛の主力爆撃機隊「第五二三海軍航空隊」所属機として製作することにしました。
シートは床と一体でモールドされていましたので作り直しました。
完成写真
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