Polikarpov I-16 Type 5(Amodel \1680)   1941                                 リストに戻る

Polikarpov I-16は1933年12月に初飛行、世界初の引き込み脚を装備低翼戦闘機です。胴体は全木製のと翼は金属製の混構造ですがシンプルで頑丈だったようでType 5は1935年より量産に入った型で1500機以上製造され(機種最高)たタイプです 相対的に大きな主翼で機動性に優れている反面操縦が難しくフラップがないので着陸時の速度にはかなりの注意が必要だったようです。引き込み脚は手動でワイヤーにより巻き上げる仕組みです(45回も巻き上げハンドルを回す必要があった)。エンジンはShvetsov M-25でアメリカのWright R-1820 Cyclone 9を参考に作られました。1939年のノモンハン事件では九七式戦闘機には運動性で大きく劣っていました。

Wingspan: 9.00 m Height: 2.25 m  Length: 6.13 m  Maximum speed: 460 km/h
Range: 440 km  Shvetsov M-25 9-cylinder700-800hp
エンジンのモールドは甘いですが殆ど見えないので気になりません。Amodelおなじみの構成で透明部品の透明度は悪いです。全体的には綺麗ですが型に細かい傷や手で修正したようないい加減な溝もあります(笑)。独特な脚カバーの再現性はいいようです。箱絵と同じくバルチックで活躍したソ連空軍機として作ります。小さなモデルなので難しそうです。
完成写真:このモデルの後部脚カバーの取り付け穴は全く間違っています。後部脚カバーの後ろ側は途中で折れ曲がり根元が少し(約1.5mm)内側に入るようにしました。
                             第二次大戦機リストに戻る                        080802