Lavochkin LaG-5 (COOPERATIVA \500)  2009/07/02                         リストに戻る
 
1941年、ラボーチキンの設計チームはLaGG-3の性能改善のため、クリモフ M-105PF液冷エンジンを空冷星形で大馬力のシュベストフM-82FNに換装した機体を開発しました。LaG−5と呼ばれる性能向上型で中高度では非常に優れた運動性を発揮しました。プロトタイプは1942年3月に初飛行、同5月に性能評価用に5機納入されました。
胴体、主尾翼は金属フレームに木製モノコック構造、動翼は金属フレームに帆布張。尾輪も引きこみ装置があります。亜種も含めて合計約12,000機生産されました。


全長:8.06m 全高:2.54m 全幅:9.80m 翼面積:17.50m2 自重:2,640kg 最大重量:3,400kg 最高速度:665km/h 上昇限度:11,000m
発動機:シュベストフ M-82FN空冷複列星形14気筒 1,850馬力×1基
木製モノコックのためか機体表面にはあまり表情がありませんが金属部分には細かいディティールが施してあります。表面には傷や引けまた歪も大きいので修正しながらの製作になります。
コクピットはエッチングパーツなど使用するようになっていて割りと繊細な感じです。
完成写真
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