Bell RP-63G "PinBall" 1944(TOKO \1,000) 2009/02/03                      二次大戦機リストに戻る
 
 ベル・エアクラフト社はP-39が大変不評だったためP-39Dをベースに尾翼の改修や翼型の見直し(層流翼の採用)で洗練をはかりテスト飛行を繰り返していました。そのうち1機が陸軍によりXP-63Aと名付けられ原型機として試験され採用となりました。終戦までに約3,300機生産されましたが大部分(約2,700機)はソビエトやフランスに貸与されていました。

ベースとなったP-63は結局実戦には使われることはありませんでしたがRP-63は
外板を補強し防弾ガラスを取り付けた爆撃機旋回銃手の実射演習用に開発されたもので有人標的機として使用されました。モデルのRP-63Gはその最終型でエンジンをV1710-93からV1710-135に変更して32機生産されました。

全長:9.95m 全高:3.20m 全幅:11.60m 最高速度:657km/h 上昇限度:11,900m 航続距離:870km 発動機:アリソン V-1710-135(1,425hp) 液冷V型12気筒 乗員数:1名
TOKO(現在のRODEN)のキットは初めてです。胴体はバリエーション化のためか面白い分割になっています。全体に凹モールドで非常に細かいリベットまで表現してあり、ギアカバーなども十分に薄いです。好感の持てる内容になっています。
コクピット内はシートベルトを追加しただけで素組みです。
完成写真
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