中島 A6M2-N 二式水上戦闘機(RUFE) ARII\600   (2009/03/11)            二次大戦機リストに戻る
 
 
日華事変において九五式複座水偵は軍の予想以上の働きに注目しました。海軍は南方作戦を遂行するにあたって水上機に経験の深い川西飛行機に水上からそのまま飛び立てる戦闘機の開発を命じました。しかし全く新しい水上戦闘機の開発には時間がかかることが予想されました。
 そこで繋ぎ役として零式艦上戦闘機一一型をベースに改造することを、零戦をライセンス生産していた中島飛行機に命じました。
陸上機用の装備はすべて取り払い、垂直尾翼の面積を増やし、胴体下部にはフィンを追加、ラダーも最下部まで延長、空力的にも洗練されたメインフロートを装備し、フロート中央部には燃料タンクを設けました。
 試作1号機はわずか11ヶ月で完成し、大東亜戦争開戦当日の昭和16年12月8日(マレー作戦及び真珠湾攻撃の日)に初飛行しまた。結果零戦一一型に比べて200kg増加、
空気抵抗のため速度も100km/h近く低下して436km/hとなりましたが受け継いだ運動性能は水上機としては十分な性能でした。様々なテストを繰り返し翌年(昭和17年)に二式水上戦闘機(A6M2-N)として制式採用となりました。

全幅:12.00m 全長:10.131m 全高:4.305m 自重:1,921kg 全備重量:2,460kg 発動機:中島「栄一二型」940hp 最高速度:436km/h
距離:1,778km 武装
パーツには1963年の刻印があります。当時としては全面凹モールドは珍しい時代だったので良いキットだったと思います。
主要なリベットも凹モールド、フロートのみ凸モールドで日の丸まで凹モールドになっています。フラップ、エルロンは可動になっているので余計な形状があり台車も付属していますが現在のレベルから考えるとかなりきついです。
製作はまず大きなリベット、日の丸のモールドを消し、日の丸内にはパネルラインもないので追加し、薄っすらと全面リベットを打つことにしました。
キットにはコクピット内は胴体から突き出た棒にパイロットフィギアを直接固定するだけでシートも計器盤もありません。
またキャノピーは三分割となっていますが、中央部の寸法が足りずちゃんと閉める事ができませんでしたので最低限のシート、操縦桿、計器盤を作りキャノピーは開状態にする方針にしました。
完成写真
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