玉取祭
 この祭りは戦国時代から伝わった行事で、昔は延年祭と言われ、旧暦7月14日夜本社拝殿に5尺四方の台を作り、その中央に福神像(頭は木彫、胴はわらづと)を乗せ延年行事を行い、行事が済んで台がおろされると、待ちかまえていた褌一本の男たちにより、福神像のすさまじい争奪戦が演じられたと言われています。
火焼前(ひたさき)の正面にやぐらが設置されます。
海中に建てられたやぐら。中央に吊り下げられた台に宝珠が設置されます。
 
神官によって宝珠が台に乗せられ結び付けられます。

宝珠を固定すると祝詞奏上となります。
 いよいよ宝珠の争奪戦となります。一人では飛びつけない高さなので数グループに分かれて協力しますがなかなか届きません。また元気なうちは飛びつけないように火焼前からロープを操作して台を揺らします。

 現在は8月の正午前後が満潮時に当たる日曜日に行われています。祭典後本殿前の海中に組んだやぐらにしめなわを張り宝珠を乗せた地盤を上下に動かします。それに裸の若者がしぶきをあげて飛びつき宝珠を落とします。海中でも争奪戦は続き最後に注進所に持ち込んだものには将来幸運が約束されると言われています。